わたしの毎日はほとんど人と関わらないので、その分腹が立つこともきっと少なめなのですが、おもしろいことや興奮することも少なめよなぁ、って思ってる。
気分転換はうちから徒歩3分の図書館。
図書館の近くに住んでいることが嬉しい。
適当にここに住んだだけやのに、ここは結構ラッキーなことが多い。
最近絵本をめっちゃ読んでるねんー。
ねこのごんごん (こどものともコレクション2009)
大道 あや
大学4回生のとき、沖縄への研修旅行で、この方の展覧会に連れて行ってもらいました。
そこでわたしはこの絵本を買った。
今の部屋に持って来ていていないので、図書館で久々に読んでみました。
グッときた。
絵はべろべろですが、描いてて楽しかったやろうなって思うのびやかな絵。
いっぱいいろんな種類の生き物や草花が描かれていて、その丁寧な目線とのびやかな筆遣いがとっても好ましいです。
ストーリーも、現実的で、大人っぽいです。
ねこのせんちょう
マドレーヌ フロイド,Madeleine Floyd,木坂 涼
これは、
この飼い主のひとが、自分の愛猫のことがかわいいだけの絵本。
ええねんそれで。
画材は上に挙げた大道さんとそんなに変わらんはずやねんけど、どっちがええか悪いかでなく、どっちもそれぞれとっても好ましいんやけど、このひと、めちゃくちゃ絵がうまい!!!
猫の絵を描くひとは、わたしもそやけど、めちゃくちゃたくさんいてはるけど、いやーーー!これは…!ちょっと…!って引くほどこのひと、猫の絵うまいよーーー。猫だけやなく、家とか他の描写もかなりうまいねんけど、いや、猫の描き方、ほんまにうまい。勉強になったわ。
絵がうまいっていうのは、ものすごい価値のあることやなって思う。
絵がうまいと、ストーリーに説得力が生まれるんよね。
あの夏
Gabrielle Vincent,もり ひさし
もうこの人は有名人やし、アレやけど、やっぱりすごい。天才やもん。なんでこんなかっこええ線が引けるやろ?訓練ではどうにもならないセンスが線に溢れたおしていて、わたしは嫉妬で吐きそうになるのを抑えるしかないのです(原画展とか日本に来たりせえへんのやろか??)。
アンジュール―ある犬の物語
ガブリエル バンサン
このご本で衝撃を受けた方が多いかと思いますが、例に漏れずわたしもそうです。これが…デビュー作って、オイ!!!
デッサン力、描写力にはもう、ぐうの音も出ないほどボッコボコに衝撃を受けちゃうのは言わずもがな、ストーリー!切ないねん!!もう!!もう!!
今日は「あの夏」というのをいきなり読みましたが、これは「くまのアーネストおじさん」っていうシリーズらしい。20冊くらいあるらしい。全部読み終わるまで死にたくないって思った。
もう作者のガブリエル・バンサンさんは亡くなってるらしいので新作を待てないのが悔しいです。
熱気球
ガブリエル・バンサン,もり ひさし
これも今日読んだ。もう…!もう…!かっこよすぎる…!!
このひとが描く砂漠、叫びそうになるぐらいかっこいいんよね。
「画集 砂漠」っていうのがあってさーー。
はー。。。
かっこよすぎておかしくなりそうやで。
ティギーおばさんのおはなし (ピーターラビットの絵本 16)
ビアトリクス・ポター,いしい ももこ
図書館に行く度にピーターラビットシリーズを1冊ずつ読んでいるのですが、今日はこのご本を読みました。
かわいくて、何回もふふっと笑いが漏れつつ、読みました。
上に挙げた「あの夏」は、くまのアーネストおじさんとねずみのセレスティーヌのお話なんですが、ちょっとピーターラビットっぽいと思いながら読んでた。でもわたしが今、たまたま読んでるからかなぁって思っててんけど、実際、結構意識して描かれたものらしいねんなー。
ピーターラビットファンのひとは「パクりやん!」って言いはるんやろか?でも、意識して描きはったバンサンさんの気持ち、ちょっと分かるわ。わたしのめーっちゃ勝手な想像やけど、バンサンさんがピーターラビットの超ファンで、ああいう絵本がもっと読みたいねん!って思いはったとして、でも作者は亡くなってるしーー!ってなったとき、もっとあぁいう絵本が読みたいねん欲を、自分で描いて自分で読むっていうことで満たすしかなかったんちゃうやろか?
まぁ全部わたしの勝手な想像なんですが。。。
でもなんていうか、ピーターラビットシリーズより、バンサンさんの描く絵本の方が、そこに描かれている感情が人間くさくてぎゅうってします。
ピーターラビットシリーズは、結構「はぁ?!」って思う。時代が時代やししゃあないんやろうけど、残酷やったり容赦ない感じがちょっと「なんでこんな描写しはるんやろ?」って思っちゃうときがあるんよね。
ほんまに時代が全然ちゃうししゃあないんやろうけどーー。
ねこのジンジャー
シャーロット ヴォーク,Charlotte Voake,小島 希里
ねこ好きのわたしは「ね」のコーナーでよく佇みます。「ねこのなんちゃら」的なタイトル狙いで、です。
これもそこにあった。
前にも読んでんけど、あんまにもかわいらしいからまた読んだったわ!!ほんでまた読んだるねん!!あー!かわいい!にゃんこちゃんって、世界一かわいい!!!
別になんも起きひんねん。でも別にそれでええねん。あー!かわいい!にゃんこちゃんはかわいいね!ってだけの絵本、超好き。バンサンさんみたいな切ない絵本もええけど、なんも起きひん絵本も、超好き。わたしが描くならなんも起きひん絵本がいい。それで自分で描いた「
すずちゃん」も、何も起きません。秋にお披露目出来る「すずちゃん」の続編も、やっぱり何も起きません。これは完全なるわたしの好みです。
「ね」以外のコーナーにも、めっちゃかわいいにゃんこちゃんの絵本がいっぱいあんねやろな〜〜〜。この「ねこのジンジャー」も「はじめまして ねこのジンジャー」っていうのがあるみたいやん。
明日行って読んでこようっと♪
絵本面白いわ〜。短編やし、漫画みたいなことやし、パッと楽しめてパッと「面白い!」って思えるもんな。
そりゃちびっこ絵本好きやんな。
色んな人生経験や勉強をして初めて面白いって思える本、やないもんな。って、当たり前のことを改めて思ってみた。
そんでわたしはやっぱり商業絵画が好きよなーって改めて思ったわ。
「絵はべろべろでもええやん」って気楽になってみたり「うまい絵を描くべきやな」って真反対のことも思ってメンタルふんどしを締め直してみたり、忙しいわ。忙しいぐらい色んな感想を、持ちたいわ。色んなこと、知りたいわ。
バイブを買いに (角川文庫)
夏石 鈴子
絵本ではないけど昨日読み終わりました。面白かった!!
夏石鈴子さん、小説はほのぼのとした文体で好きな感じねんけど、インタビューとかで話してはることとか、なんかすっごい厳しいんよね。『え!そんなこと言わなくても…』って思うような。それでちょっと、エッセイは読みためらってるんよね。。。
小説が大好きやったのに、エッセイ読んで『え、ちょっとやだな』って思っちゃって小説も読まなくなった女流作家、めちゃめちゃ多いんよね。5人ぐらい、いるん。もったいないなって思っちゃうよ(「せっかくええ小説書くのに、そんな性格の悪さを露呈してもったいないな!」っていうんじゃなく、わたし個人のお楽しみが減ったのが残念でしゃあないんよね〜〜)。ガッカリするかもしれへんのがコワイねんなーーー。。。
あ!川上弘美せんせいは、エッセイも、いいです!!
あるようなないような (中公文庫)
川上 弘美
このご本も、他のご本も、3150!
内容は全然覚えてないけど、文体がめっちゃ心地よかったことを覚えています。
話の筋の面白さよりも、その瞬間瞬間の読書体験が心地良いことの方を重視するわたしには、川上せんせいのエッセイはたまりませんーーー。